vol.3 Jackie流音の仕上げ方

ジャッキ―流 よさこい曲の音の仕上げ方

元踊り子のわたくし。

踊り手としては、絶対に譲れないことは

「踊り易い音」で作られたよさこい曲を使うこと。

 

専門学校や大学ではたぶん教えてもらえない、ちょこっとしたノウハウを惜しげもなく公開。

もちろん、よさこい音楽用の音作りです。

その秘密をどうぞ

 

1.まずは、スタジオモニターとヘッドホンで、ミキシング
ちょうどええ按配になったら

2.業務用パワーアンプとスピーカーで チェック。
これが、一番 地方車の音響に近いかな

3.音響の貧弱なところもあるので、ラジカセで聞いて、さらに調整

4. BOSEの 創られた音 で チェック。 案外この音も 地方車の音響に似ていたりする

5.別のスピーカーから 雑踏や信号、車の音など、ノイズを流しながら、曲をかける

これで、屋外で どういう感じで聞こえるか、また どういう音が通りやすいかを見つける

6.時間が許せば、ヘッドホンステレオを街にもってゆき、ゆるめにヘッドホンをかけて、音のヌケをチェック。

7.1-6 を、さらに何度か繰り返して、納得のゆく音になったら 終了

以前は、すぐ近くのホールで 音を出させてもらって 最終チェックしたりしていましたが、今は 近くで懇意にさせてもらっている ホールも無いので、経験値から 音を作っております。

まず ほとんどの場合、他の曲を圧倒しまっせ。
音圧うんぬんじゃなく、音にこめる パワー、エネルギーと表現したらいいのか、ま そんな感じで 作りあげてまんね。

ほんまかいなって思う人は、実際に イベントで聞いてくだされ。

まず、びっくりされると思います。

あと、もちろん 色々ノウハウはありますが、それは ヒミツということで。

でも

特別に そのうちの いくつか 公開すると。

できるだけ クオンタイズを使わないってことと、楽器のベロシティー(特に打楽器系)を 綿密にすること、そして、ベースをきちんと 弾くこと。(ベースやギターをまずはプロ並に弾けるよう練習してくださな) これだけで 全然違いまっせ。

最悪なのが、生楽器演奏を全く入れないこと。

これこそ、機械が演奏している 無機質な音になります。

どうしても、そうしなければならない場合は、せめて サビだけでも、速さのプッシュを行ってくださいな。

最後に
ヘッドホンについて 一言。

いわゆる 業界では sonyの MDR-CD900ST が、「定番」です。

確かに、音に飾り気がなく、細かいところまで 実に よく聞こえます。

素晴らしいです。

が。

私は ultrazone  というメーカーの HFI650(もう、旧型番になりましたが)を、何個か 使っております。
次も HFI680を購入予定。

何故 ultrazoneかというと。

電磁波漏れが 圧倒的に少ないからです。

それと。 特殊な構造なので、疲れにくい。

長時間の作業、4時間5時間 連続なんてざらです。

以前は、私も定番を使っていましたが、HFIに変えてから、劇的に楽になりました。

900STより 少々高いですが、お勧めです。

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