よさこい音楽の制作についての私のこだわりを二つお話しさせていただきます
まずは、リズムについてです。
リズムの要とも言えるドラムや和太鼓類ですが
私は基本的にあまり機械によるリズム補正をしません。
どういうことかって?
DTMソフト(音楽制作用ソフト)には、クオンタイズといって自分が指定したリズムに補正する機能があるんですよ。
私も、10年ほど前まではよく使っていましたが。
どうしても、リズムが「機械的」になる感覚があるんです。
それに気付いてからは、リズムを入れるときは自分の気に入るところまで、何回も何回も叩きます。
わたしはV-ドラム、いわゆる電子ドラムですね、やパッドを使っています。
その上に、ベースやギターなどの生演奏を重ねてゆきます。
そこで、良いグルーブ(ノリ)がでないと、一からやり直します。
そうやって、気の遠くなるような作業を重ねて(自分で言うのもなんですが)音楽、特に踊り系の音楽の要のリズムを作ります。
音楽、特によさこい曲や総踊り曲など踊るための音楽は リズムが要だと思っています。
だから。
厳密に計ると、結構「正確なリズム」からはずれているかもしれません。
でも、それが私の、人間の作るノリ(グルーブ)だから、いいのだと信じています。
もちろん、ソフトにも「グルーブ・クオンタイズ」っていう、人間的なノリを出す機能があるのですが、どうも私にはピンとこないので、頑固にも自分のやり方を貫いています。
これが、私のよさこい音楽制作のこだわり第一です。
わたしのよさこい音楽制作こだわりその2
『基本的にコピペはしてません』
よさこいイベントを見に行ったとき、よく気付くのが。
「あれ? 1番も二番も同じ伴奏やん?」
みたいな曲で踊られているチーム。
ドラムの「オカズ」まで一緒だったり。
で、歌詞はもちろん、振り付けは1番と2番とでは違っていたりする。
そりゃねえ、1番と2番を同じにすれば、曲作りはめちゃめちゃ楽ですが。
曲先(歌詞が出来る前に曲を作ること)の場合にしたって、歌詞が出来上がった時点で、その歌詞にふさわしい演奏に差し替えたいと思うんですよ、わたしは。
歌手に唄ってもらってから、伴奏を作り直すケースや、振り付けを見てしまって、伴奏に手を入れるケースもよくあります。
そもそも。
バンド演奏で「ライブ」やってる時って、1番と2番、サビ、間奏・・・ って強弱つけたり、プルとプッシュ(スピードの変化)をつけたりするんです。
それより、ダイナミックなよさこい系が、ずっと単調なままでいいとは思わないんですわ。
ということで。
チーム、クライアントさんからの要請がない限り、コピペはしていません。
p.s.
先に書いておきますが、クラブ系の音楽で「ミニマル」っていって、ずっと繰り返しをするのがありますが、あれはわざとやっているんですよ、トランス状態にはいりやすくするために。
色んなタイプの曲が100曲以上聞けますよ
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